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どうしてBV?

BV(細菌性膣症)という言葉は仕事柄よく耳にしていました。 それは江東病院の前院長松田静治先生の先見のあるご指導 のおかげでと感謝しております。「BVは病気といえるかどうか」とか、 「BVと早産との関係は明確にされていない」という風潮の中、 いままではもう一つ積極的に見ておりませんでした。しかし、 2003年の日本産科婦人科学会でフィンランドの ヘルシンキ大学産婦人科教授・ルタネン博士の講演を聴いて ショックを受けました。BV、それもきわめて初期(14-18週など)の 感染が上行性感染し、脱落膜に巣くい、その後無症状となるが、 実はこれが早産や分娩前後の感染合併症の原因であろう、 との講義でした。その内容については、このサイトで紹介致して おります Kekki の論文や Lancet の論文をご参考ください。

2003年7月にフィラデルフィアで開催されたアメリカ臨床化学会 の展示場でBVに関する聞き込みをしました。そして、2-3の 企業が診断方法を開発していることを確認しました。同時に、 アメリカでは今年からいろいろの形で早産、BVに関する 啓蒙活動が開始していることを知りました。

日本の少子化の流れは止まるところを知りません。それだからこそ (いえ、本当はそれではなくてもなのですが)、生まれようとしてくる 貴重な命の、そしてそれを育んだ母体の命を少しでも大切にしたい と思いました。

このホームページを通じてBV(細菌性膣症)がカンジダ膣症より 発生頻度が高く、合併症が重篤で、しかも半数以上が無症状で、 見過ごされやすいことを感じとっていただければと思います。 予防医学には行政の十分な支援が得られてないと聞いております。 このHPが少しでも草の根活動のお役に立てば幸いです。

ルタネン教授の写真をクリックされますと
先生の略歴と真写が出てきます。


ひごろお世話になっている島田信宏先生から、
無徴候の BV の恐ろしさとその対応策に関して
ご寄稿いただきました。感謝申し上げます。

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細菌性腟症(BV:bacterial vaginosis)
山王病院産婦人科 島田信宏
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細菌性腟症とは妊娠している女性の腟内に常在している善玉の細菌、 乳酸桿菌(Lactobacillus)と、子宮内に入り胎児を包んでいる膜(絨毛膜・羊膜) に感染し炎症を起こし、早産させてしまったり、破水させてしまう細菌類との バランスが乱れている状態をいいます。( 腟のフローラの項を参照)

妊娠している女性はただ自分の腟内に細菌が住みついているだけで、 細菌は何の悪さもしていないので、何の症状も感じません。細菌側から 言えば「自分はただ女性の腟内に“宿”を借りて住んでいるだけだ」と “ヤドカリ”といわんばかりです。

しかし、この細菌たちはときに暴れだし、子宮の方へ侵入していって赤ちゃん を守っている膜に炎症をおこし絨毛膜羊膜炎となると、微熱が出たり、 お腹が張ってきたり、痛くなったり、破水をおこしたりして早産をひき起こします。 したがって、細菌性腟症の妊婦さんは早産をおこす可能性のある方ということ になり、早産の諸悪の根源は細菌性腟症ということになります。

そこで、妊娠したらなるべく早く、妊娠20週までに腟内の細菌検査をして もらって、細菌性腟症かどうかを診断してもらってください。 もしそうだったら、その細菌に有効な抗生剤をもらって数日間内服してください。 すぐに悪玉の細菌は死滅します。できれば妊娠14週までに診断して、治療を 開始すると早産になることはほとんどありません。

もし細菌性腟症だけでなく、すでに悪玉の細菌が子宮内に入り絨毛羊膜炎と なっているときは、入院して抗生剤の点滴などの治療が必要です。 何の症状も示さない、無言の細菌性腟症の診断が早産予防の最大の手段です。 また、腟内の悪玉細菌の暴れだし予防のために、妊娠中の性行為は中止しましょう。


BV(細菌性膣症)に関する科学的な情報を
提供してゆきたいと思っております。

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December 2, 2010